禁煙できずついついタバコを吸っちゃう男性

やっぱり禁煙したいって気持ちはあるんですよね。わかります。でも実際に辞めるとなると、これができないんですよね。だってほら、また無意識にタバコを手に取ってるんだもの。でもこのままでいいのかって聞かれるとそうではなくて…もう誰か俺を助けてくれ。

禁煙をしてがんのリスクを除去

禁煙の最も大きなメリットの一つが、様々な疾病リスクを除去、減少することができると言う点です。がんもその一つです。数多くの疫学調査や動物実験で、喫煙との因果関係があると判断されています。タバコの煙には約4000種類の化学物質が含まれており、うち発がん物質は60種類にも及びます。その多くは、体内にとり込まれた後酸素で活性化され、DNAと結合します。そしてDNAが複製される際に遺伝子に傷を負わせます。通常であればこの傷は体内の免疫力の働きによりすぐに修復されるのですが、繰り返し行われるうちに免疫の目をすり抜けて細胞にがんが生じると考えられています。
特にリスクが高いのは、タバコの煙が直接触れる口腔、咽頭、喉頭です。また、煙が触れない胃や肝臓でもリスクが高まると言われています。咽頭、喉頭は特に喫煙によるリスクが跳ね上がる場所です。咽頭は鼻の奥から食道の入り口までの13センチほどの長い管で、咽頭は喉の前側にある部分を指します。ここは鼻や口から吸った煙が真っ先に触れるため、より影響を受けやすいと言われています。タバコが原因のがんと一番イメージされる肺も、喫煙によってリスクが大きく上昇します。喫煙によって引き起こされるのが多いのは、太い気管支に近い肺門部です。太い気管支に近いだけ煙に直接触れるため、リスクが高まるとされています。一見すると煙に触れない為、関係ないと思われがちなのが胃と肝臓です。胃がんの原因の一つにヘリコバクター・ピロリ菌が挙げられますが、これに喫煙習慣が重なると更にリスクが上がると言われています。肝臓も、肝炎ウイルスに喫煙習慣が重なることでリスクが上がるとされています。
禁煙は疾病リスクを回避するためにも是非始めたいものです。本人の努力だけでは難しい場合も多いため、禁煙外来などを利用するなどして、無理なく進めていくようにしましょう。